渡部由記子先生のセミナー「聴いてるようで聴いてない」

こんにちは。
アルテドレミ音楽教室の岩本くみこです。

ピティナコンクールでの出場者数1位を誇る渡部由記子先生。
そのノウハウを惜しげもなく伝授して下さったご本を出版され
講演も各地で行っています。

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京浜楽器ホームページからいただきました写真です。

先日は京浜楽器店でもセミナーが行われました。

初めが肝心!
「渡部由記子流」導入指導のコツ~初歩から音楽的に!耳を育てるピアノレッスンです。

渡部先生のセミナーは2012年2月に日比谷松尾ホールで
また昭和音楽大学で行われたピティナ主宰の指導者セミナー公開レッスン以来ということで、久しぶりにお目にかかれるとワクワクして聴講してきました。
渡部先生はピティナ日比谷ステーションも主宰されています。

今回再びお話を聞いて思ったのは

「渡部先生ご自身の指導は変わっていない。」

ということでした。

私にとっては前回と同様復習的なことが多かったのですが
生徒を導く方法に一点の曇りがなく必ずその方法で成果をあげている点。
これが変わってなかったのです。

改めて自分の見直す点、思い起こす点があったのは有益でした。

以前もおっしゃっていたことですが印象に残ったのは、

生徒は

「聴いてるようで聴いてない」

ということ。

それは内容に関してもそうだし音の違い響きなど両方に言える。
そのためには復唱させることが必要とのこと。

私自身もレッスン中に、「聴いてるかな?」と思う事があります。
子どもは「ハイ」と言っても「ハイ」と言えばすむから「ハイ」と言ってることもある。
わかってなくても。

また「今のあなたの演奏、どうだったかしら?」と聞いても
「わかんない」「ほかのこと考えていたから」
とまるっきり音も聴いてないことも・・。

根気よく復唱や質問を繰り返すことで
初めて自分が何を言われ、そしてすべきか、
自分の音をよく聴けて責任を持つまでになるかができるようになる。

どれみちゃんたちも1,2年たつと見違えるようにはっきりと、
自分の演奏について振り返りができ
理想の音に近づけるようにやってみよう!
となります。

また

たくさん言ってもダメ。
一つできるようになったら次を直す。
それは音や弾き方のほかに態度でも。

というのも印象的でした。

とかく多くを言ってしまいがちなので
減らすことも必要なのですね。

 

渡部先生のすべてを、というわけにはいかないけれど

「ぶれない」指導。

これはとても大切だと思いました。
自分も自信を持って根気強くそして笑顔を忘れず指導していきたいなと。

今回は子育てなどプライベートなお話も。
いつも美しくそれでいて気さくでステキな先生。

先生のオーラ、ちょっぴり分けていただけたかな。
ぜひレッスンに生かします。

アルテドレミ岩本くみこ♪

 

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